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tabaccosen

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○異端の系譜

○いつからでているのか。



○ 世界の燻りと国内の靄靄とが朧気空間で繋がり共振まで起こしている。factorの多元的なことはいまさら言うまでもないことだ。多元の核ひとつひとつの単位の見方によるだけのことで、そこにはなんら既定的な条件は働かない。むしろ帰納法的なシンプルさが有効だろう。経験主義である。現実主義である。現前の不明体をみてもかれらは(かれらの論理はというべきだ)驚かない。かつて小林秀雄が幽霊かお化けか忘れたが、どちらでもよいのだが、彼彼女がでたら、「いつから、出ているのか」と聞くのが私の現実主義者の態度だと記した小文があった。かれらの正体や存在へ思考するのでなく、現前体に直接働きかけるのだ。○いつからいるのだ。そのリアクションのなかで次のstepを模索するのだ。英国風、経験主義のなせる優雅な遊戯的姿勢だ。○まるで、巷間のストリッパーの出演時期を訊ねる刑事のように。○この「態度」が、コナン・ドイルや、フレデリック・フォーサイスを、アガサ・クリスティーを生んでいるのだ。かれらは同じように訊ねる。まして極東の友人のように自分の名刺を相手に渡し連絡を待つことはしない。○こうした経験主義的な態度の優性は新規なときとして珍奇なものに対して顕在化するのだ。こうしたものに対し古代人はどう対応しただろかうかという愚問が時折、つまり忘れた頃に出される。常識的な大人、ここでは大体が男性だ。愚かな、これが常識で通っている。かれらは言う。好奇心の旺盛な、おんな、こともが試した、と。莫迦な。これは常識人の男性が言うのだ。いつから、おんな・こどもは無分別な、好奇心の強い存在になったのだろうか。先に挙げた「推理小説家」は全部がおんな・こどもではない。○議論としては、もういくつかの「核のようなもの」が出ている。「輪っか」の方がまだましかも。しれないが。○とにかく、新規珍奇なものへの対応は、保守的と言われる英国人がパイオニア的役割を担っている。「産業革命・the Industrial Revolution」である。○詳細は後回し。 pointの列挙を急ぐ。○トニー・ブレアーの「退陣」が決定的となった。米国、Bush政権にとってこれほどの痛手はない。「残りの盟友」は日本だけ?どうかな、という前に、pointは、英国の論理だ。Iraqには大量破壊兵器はなし、ヴィンラデンの「影」もない。そして今回のイスラエル、レバノン。ヒスボラ掃討作戦に関する対応の鈍さ、遅れ、が問題視されているのだ。リーダーとして相応しくない。と。○「英国議会書」という現在でもあり、かつて C.Marxが「資本論」の準拠資料にした逸物だ。これにも示されるように、「議会制民主主義」は、EU.他国を歴史的にも凌ぐ、prideそのものなのだ。だから、フレアに対する批判要求は厳しい。○自国制度の厳しさの背景が歴史にあるのだ。それが伝統というものであり、プライドなのだ。そこに働いている力は、与党野党という区別を超えたところにある。○これをひとつの見識とし、米国日本ほかで、議会制民主主義を検証するのも悪くない。○大体こんな、trick-playでベストセラーを出したら、この責任は誰が負うのか?自明の理なのだから。○非論理をもって、詭弁をもって、議会対策とするほど、われわれは落ちぶれていないのだ。とブレアーが言ったとか。?どうかな。時には、嗤えない jokeも必要だ。
















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